
(写真:Getty Images)
現行技術の寿命はあと5年
第1部:全体動向
現行のリチウムイオン2次電池(LIB)の数倍~10倍超の容量を持つポストLIBの存在感が急速に高まってきた。これまで実現は遠い将来と考えられていたが、技術の開発が大きく進展し始めたことに加え、既存のLIBの安全面、技術面、価格面での限界がハッキリと見えてきたからだ。日経エレクトロニクス
第2部:技術動向
ポストLIBの開発では、世界の研究機関や企業が、さまざまな種類の電池技術で、一刻も早い実用化を目指している。開発は一見バラバラなようだが、1つの電池技術の開発成果が他の電池技術の課題を次々に解決する例が多数あり、開発スピードは急速に高まっている。全固体電池のように、当初の2030年という実用化目標時…日経エレクトロニクス
別掲記事
ポストLiイオン2次電池(LIB)を目指す各種技術のブレークスルーが相次いでいるが、もう1つ、今はまだ「圏外」の技術がそれらを押しのけて、蓄電デバイスとしての主役に躍り出る可能性がある。スーパーキャパシターだ。日経エレクトロニクス