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 4カンパニー・37事業分野を抱え世界中におよそ300の拠点を持つパナソニック。幅広い分野と地域で事業展開する同社は、強い製造拠点づくりをグローバルで目指す「MIT(Manufacturing Innovation Toward)-2018」と呼ぶ全社活動を2015年から展開している。日本、上海、シンガポールの3極体制で、2018年度までに主要200弱の拠点の「差異化」「自立化」を掲げて収益力を強化するのが狙いだ*1

*1 対象拠点が200弱なのは、極めて小規模な拠点や製造委託拠点などを除外しているため。

 「パナソニックにはもともと衆知を結集して物事を進めるというDNAがある。MIT-2018では、異なる事業や地域にまたがって横断的にそれを推し進める」(生産技術本部副本部長モノづくり強化センター長の田中昌行氏)。

 これまでは事業領域やカンパニー、地域内にとどまっていた「衆知を集める」取り組みを、地域や事業の壁を越えた全社レベルでの活動とすることで、これまでにない規模で知見・知恵を出し合い、製造現場の底上げを図ろうとしている。同社では、こうした事業・地域横断的な取り組みを「クロスバリュー」と呼んでいる。「MIT-2018で初めてグローバル体制を構築し、地域やカンパニーを越えて衆知を集める活動の加速を目指した」(MIT-2018推進室室長の山村聡氏)。