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 市場が世界中に広がり、生産拠点だけでなく開発拠点も含めたグローバル化が加速している。日本のものづくり企業が海外に拠点を設け、日本人の技術者を派遣するという形は過去の話だ。近年では、海外拠点などで採用した外国人と国内外で一緒に働く機会が増え、海外のものづくり企業と提携・合併する例も珍しくなくなった。

 このように、市場も拠点も人材も多国籍化した現在において、ものづくり企業で活躍できる技術者(グローバル)とはどのような姿なのだろうか。単に語学力が優れているだけでなく、海外の文化や風習を理解して受け入れ、どの国の人とでもコミュニケーションを図れる人材が必要だ。このような人材を育てるためには、とにもかくにも現地・現場で経験させることが近道だ。

 日本とドイツの工作機械メーカーの合併によって誕生したDMG森精機、世界モデルの2輪車を海外拠点で開発する人材を育てるヤマハ発動機、海外の技術者を日本で学ばせて世界中で活躍させるダイキン工業、の3社におけるグローバル人材の育成について見てみる。