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 ドイツの「Industrie 4.0」(インダストリー4.0)や米国の「Industrial Internet Consortium」(IIC)に比べて企業間連携の動きが鈍いといわれてきた日本だが、ここにきて盛り上がりを見せてきた。その代表格が、2015年6月に設立された「インダストリアル・バリューチェーン・イニシアチブ」(IVI)である。

 「今後は国内だけではなく海外にも展開し、さまざまな団体と連携する」。IVIの理事長を務める西岡靖之氏(法政大学デザイン工学部システムデザイン学科教授)は、Hannover Messe 2016内で開催されたフォーラムで講演し、こう宣言した(図)。今後は、日本としての「つながる工場」を積極的に発信し、国際的な連携や標準化に対応していく狙いだ。とはいえ、先行する欧米勢に対してIVIはどのように存在感を出していくのか。そのヒントは、IVIが掲げる「ゆるやかな標準」という考え方にある。

図 Hannover Messe 2016で講演するIVI理事長の西岡靖之氏
図 Hannover Messe 2016で講演するIVI理事長の西岡靖之氏
インダストリー4.0やIICに関する講演が多くを占める中、IVIの取り組みを発信した。
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