Data Interpretation
データから読む未来
目次
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監視カメラなどセキュリティー市場は3年で18%増
監視カメラやこれを使ったセキュリティーシステムとサービスの市場が成長している。マーケティングサービスを手掛ける富士経済は、2014~2019年の国内市場(金額ベース)の年間成長率を4%台から6%台と見込む。2019年予測は2016年推定に対して18%の成長になる。日経エレクトロニクス
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半導体業界で大型M&Aが急増、米国が主導
半導体業界で大型のM&A(合併・買収)が増加している。半導体業界におけるこれまでの全M&Aのうち取引額が多い上位10件中7件の発表が2015~2016年の2年間に集中している。2016年には20件以上の発表があり総額は985億米ドル。30件以上のM&Aが発表され、総額が1033億米ド…日経エレクトロニクス
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日系電子部品メーカーの世界シェアは38%
JEITA(電子情報技術産業協会)は、毎年恒例の「電子情報産業の世界生産見通し」の最新版を2016年12月に発表した。電子機器、電子部品、半導体、IT関連機器・サービスなどを合わせた「電子情報産業」の世界生産額は、2017年に291兆6127億円と見通す。同協会が示した為替レート(1米ドル108.8…日経エレクトロニクス
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車載用Liイオン電池、年率40%前後の成長へ
車載用Li(リチウム)イオン電池の世界市場規模が、2016~2020年に年率40%前後で成長する。このような予測を調査会社の矢野経済研究所が発表した。予測は、電気自動車、プラグインハイブリッド車、ハイブリッド車に搭載される時点のLiイオン2次電池の容量ベースに基づく。日経エレクトロニクス
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半導体市場は2016年プラスに、第4四半期は過去最高
半導体調査会社の米IC Insights社は、2016年10月19日、2016年終盤の世界半導体市場の予測を見直し、2016年全体で対前年比2%増に上方修正した。以前の予測は1%減だった。数量ベースでも以前の4%増から6%増への修正となる。日経エレクトロニクス
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インダクター材料の国内生産額が増加、高性能の日本製に回帰
インダクター(コイル)の鉄心原料となる軟磁性材の国内生産額が、この1年ほど大きく伸びている。軟磁性材は、鉄心などとして使われ、巻き線に電流を流したときのみ磁化される。電流を切った後も磁化が残り、永久磁石の原料となる強磁性材とは区別される。日経エレクトロニクス
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ハイエンドスマホで有機ELが液晶を逆転
スマートフォン向けなど小型パネル市場で、有機ELの需要が急拡大するとの見通しを調査会社の英IHS Markit社が示した。同社は、用途別のパネル需要を予測し、スマートフォン用途のハイエンド市場で主力のLTPS(低温多結晶Si)TFT液晶パネルを有機ELパネルが2020年に逆転するとした。日経エレクトロニクス
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片面フレキシブル基板の需要が急増
プリント配線基板の需要が伸び悩む中、フレキシブル基板の需要が堅調だ。特に、単純な構成の片面品の生産量が2015年初頭から上昇傾向にある。片面フレキシブル基板の生産面積は2015年に2014年比で4.66倍だった。リジッド基板は、同期の比較で約6%減少していた。経済産業省の「機械統計」の年報・月報から…日経エレクトロニクス
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スマホ設計の“先祖返り”で水晶発振器の価格が上昇
水晶発振器のうち無線通信機器で広く使われるTCXO(温度補償水晶発振器)の平均単価が上昇を続けている。国内水晶発振器・水晶振動子メーカーが加入する日本水晶デバイス工業会(QIAJ)が、会員企業から集計した生産実績から明らかになった。日経エレクトロニクス
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電子部品の出荷、中国の需要減を欧米が支える
国内電子部品メーカーの2015年度(2015年4月~2016年3月)における電子部品の出荷データを電子情報技術産業協会(JEITA)がまとめた。2015年12月から4カ月続けて対前年比でマイナスとなった。2015年度通年では同5%増である。日経エレクトロニクス