PR
[画像のクリックで拡大表示]

 米Intel社、米Apple社、そして米Google社など、IT業界の巨大企業を生み出し、今なお世界中から巨額の投資資金と優れた人材を引き寄せ続けるシリコンバレー。数多くの技術アイデアが生まれ、無数のスタートアップ企業が挑み、そしてわずかな勝利者だけが、その後の世界の姿を変えていくという土地だ。

 その地で今、一番ホットな技術トピックとは何か、注目のベンチャー企業はどこなのか。著名なビジョナリーや大手半導体メーカーのトップ、現地を見つめ続けるウオッチャーたちにこんな質問をしたら、果たしてどんな答えが返ってくるだろうか。

 日経エレクトロニクスは、日経BP社シリコンバレー支局と共同で、シリコンバレー周辺地域で今注目の技術や技術トピック、ベンチャー企業を100個リストアップした(右表)。CDMA(符号分割多元接続)技術をもとに移動通信サービスの技術トレンドをけん引した、米Qualcomm社の会長であるPaul E. Jacobs氏や、アナログ回路設計者の立場で長年シリコンバレーを見つめてきた米Linear Technology社のCTOであるRobert C. Dobkin氏など、エレクトロニクス業界のビジョナリ―にも話を聞いた。

 そこから浮かび上がってきたのは、「人工知能(AI)」や「ディープラーニング(深層学習)」などを駆使し、「クルマ」や「ロボット」、「農業/バイオ」の分野で革新を起こそうとする現地の姿だった。

 CPUやGPUに代表される半導体の演算能力向上により、今やパソコンやスマートフォン(スマホ)の機能を高める役割をはるかに飛び越え、交通社会や公共セキュリティーなど、人々の暮らしに近い部分の課題までコンピューティングパワーで解決しようとしているように映る。なかでも「自動運転車」などクルマのイノベーションは、ここ数年で最もホットなテーマになりそうだ。

 リストアップした100のトピックの中には、今後業界を大きく変えていくテクノロジーが含まれているかもしれない。さて、そのトピックを順にご紹介していこう。

100の技術トピックおよびベンチャー企業
100の技術トピックおよびベンチャー企業
[画像のクリックで拡大表示]