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48VマイルドHEVの強みは、欧州発の標準仕様で低コストに抑えられる点だ。システムを内製し、技術と生産を抱え込むトヨタの方式とは対照的だ。ただ実際には48Vでもコストがかかるほか、欧州勢はCO2削減効果が大きいPHEVにも力を入れる。48Vの本格化は2020年になるが、2025年には世界市場の1割を占めるまで拡大しそうだ。

 Volkswagen(VW)グループを中心とした欧州勢が、世界的な燃費規制への対応とトヨタ自動車のストロングHEVに対抗するため策定したのが、48VマイルドHEVだ。当初の狙いは、(1)メーカーを超えて使える「標準化」、(2)開発期間を短縮できる「簡易なシステム」、(3)「部品メーカー主導」による自動車メーカーの負荷軽減、(4)「低コスト」なハイブリッドシステムの実現──の四つである。