
(写真:Getty Images)
- 第1部:総論
労働人口減少を克服へ、課題解決技術が実戦投入 - 第2部:建設・建築編
目指せ熟練者並みの効率、自律制御や仮想現実で実現 - 第3部:警備編
最新技術で死角を消す、警備員も電子装備で強化 - 第4部:農業編
勘と経験の世界に決別、センサーや農機で支援
少子高齢化を背景に、日本の生産人口が減少の一途をたどっている。バブル経済崩壊後の新規採用の絞込みも相まって、さまざまな分野で「人手不足」が問題になっている。クラウド技術やロボティクス技術、ウエアラブル端末などを総動員し、人手不足を解消する動きが活発化している。日経エレクトロニクス
2020年の東京五輪を控え、活況に沸く日本の建設・建築業界。ところが旺盛な需要に対して作業員が足らず、慢性的な人手不足に陥っている。この傾向が続くのは明らかで、人手不足解消が業界の最も頭の痛い問題となっている。そこで自律作業可能な建機の導入や、VR(仮想現実感)技術による遠隔操作技術の開発が進んでい…日経エレクトロニクス
商業施設や事務所、住宅などに加えて、交通誘導や要人警護、現金輸送まで、民間警備の対象は多岐に渡る。その一方で、慢性的な人手不足が悩みの種だ。そこで、ロボットやドローンなどを活用しつつ、警備員をスマートフォンやウエアラブル端末で「高度化」する動きが出てきている。監視カメラの画像認識技術の進化もこれを後…日経エレクトロニクス
高齢化が進み、新たな担い手確保もままならない農業分野。センサーやクラウドなどを活用し、これまで勘や経験に頼ってきた作物育成のノウハウをデータ化する動きが活発化している。このデータを利用し、農作業の効率を高めたり、経験が浅い若手農家を支援したりするのが目的だ。その最新事例を取り上げる。日経エレクトロニクス