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人と共存するロボットを収益源に

本田技術研究所社長の松本宜之氏
本田技術研究所社長の松本宜之氏

 自動車製造業という殻をどう破るか。ホンダが活路の一つとして向き合うのが移動ロボットだ。「ロボティクス技術で人の可能性を広げる」。本田技術研究所社長の松本宜之氏は「CES 2018」で開発方針を披露した。ロボットの例として、自律型の小型EVを展示した。

 ホンダのロボットと言えば人型の「ASIMO」が有名だが、収益源には育っていない。同社は今回、事業化に向けて「ロボティクスプラットフォーム」構想を打ち出した。付属品を付け替えることで様々な用途で使えるロボットとして、小型EVを含めて3種類用意した。アイデアを持つ外部企業と連携して広く展開する狙いだ。

3〜4個の統合ECUが車を支配

Volkswagen社 Chairman of the<br>Volkswagen brand Board of<br>ManagementのHerbert Diess氏
Volkswagen社 Chairman of the
Volkswagen brand Board of
ManagementのHerbert Diess氏

 「60〜70個の小さなECU(電子制御ユニット)が担ってきた車両の制御は近く、3個あるいは4個の統合ECUに任せることになる」。ドイツVolkswagen(VW)社乗用車部門トップのHerbert Diess氏が、次世代車両の電気/電子(E/E)アーキテクチャーを明かした。

 高い処理能力を備える車載コンピューターによって小規模なECUの機能を統合していく。最初に導入するのは、新プラットフォームを採用して2020〜21年に発売する新型のEVになる。自動運転機能を備えており、「ハードウエアだけでなくソフトウエアも刷新する」(同氏)という。