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車体を最大120kg軽く

 車体は先代に比べて最大120kg軽くした(欧州仕様の比較値)。高張力鋼板やアルミニウム合金、マグネシウム合金などを使って実現する。車体骨格には熱間成形した高張力鋼板を17%使った(図4)。ただしなるべく鋼板を多く使う方針で設計し、コストの高いアルミ合金などを使うのは抑えたという。

図4 アルミ合金の使用量は抑える
図4 アルミ合金の使用量は抑える
車両骨格には熱間成形の高張力鋼板を17%使った。なるべく鋼板を多く使い、アルミ合金などは少なくなるように設計した。図は4輪駆動モデル。
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 アルミ合金を使ったのは、エンジン部品やサスペンション部品、骨格部品のつなぎ目などだ(図5)。マグネシウム合金は、変速機の構成部品や後部座席の構造材などに使った。

図5 先代と比べて軽くした部品の主な例
図5 先代と比べて軽くした部品の主な例
アルミ合金は、外板やサスペンション部品に多く採用した。図は欧州で販売する1.4Lエンジン搭載モデル。
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 前後輪には、5リンク形式のサスペンションを採用して操縦安定性を高めた。主要なリンク類にアルミ合金を使うことで、前後合わせて11kg軽くした。ばね下質量が軽くなり、乗り心地を高められる。

 FF(前部エンジン・前輪駆動)車と4輪駆動車を用意した。どちらにも排気量2.0Lの直列4気筒過給ガソリンエンジンを搭載する。FF車モデルのJC08モード燃費は18.4km/Lで、先代に比べて33%改善した。

 プラットフォームは、新しく開発した縦置きエンジン用の「MLB(縦置きエンジン車用モジュールマトリックス)Evo」を採用した。エンジン車に加えて電動車にも対応する。セダンだけではなく、SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)にも使える。Audi社の主力プラットフォームにする方針だ。