【日本市場】N-BOXは「予防安全性能アセスメント」で最高評価、日産車は生産再開で回復の兆し
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した2017年11月の新車販売台数ランキング。
登録車と軽自動車を合わせたランキングで、2017年9月1日に全面改良したホンダ「N-BOX」が3カ月連続首位になった。N-BOXは安全運転支援システム「Honda SENSING」を全タイプに標準装備しており、11月1日に発表されたJNCAPの2017年度「予防安全性能アセスメント」で最高評価を獲得した。安全性向上が販売増に寄与している。ダイハツ「ムーヴ」が2位、トヨタ自動車「プリウス」が上がって3位になった。
日産自動車は、完成車の不正検査問題で停止していた国内6工場が11月8日に出荷を再開した。「ノート」が15位まで戻り、販売状況に回復の兆しが見える。11月23日には電動パワートレーンを搭載した「ノート e-POWER」の販売台数が発売から11カ月で10万台を超えたと発表した。