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次世代の車載ネットワーク規格の「本命」として、関心が高まる車載Ethernet。2013年に初めて市販車に採用され、普及が進むと期待されたものの、実際はなかなか広まらなかった。この「踊り場」を脱し、車載Ethernetを採用する機運が再び高まっている。

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 停滞から進展へ─。2017年秋に開催された車載Ethernet関連の国際会議「2017 IEEE-SA Ethernet & IP @ Automotive Technology Day」(以下、E&IP@ATD)では、車載Ethernetの採用が再加速する兆しが見えた。2018年以降、車載Ethernetの採用に踏み切る自動車メーカーが増える見込み。それに伴い、車載Ethernet対応製品を提案する半導体メーカーが相次いだ。さらに、高級車だけでなく、普及価格帯の自動車への適用をにらんだ新しい車載Ethernetの規格の議論も高まりつつある。

 自動車業界で、Ethernetを車載ネットワークに採用していく動きが出始めたのは2010年ごろ。ドイツBMW社が、米Broadcom社のデータ伝送技術「BroadR-Reach(ブローダーリーチ)」に着目し、導入に向けて動き出したことがきっかけだ。