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【動向】新車の9割以上がコネクテッドカーに

 富士経済は車両が搭載した通信機器やモバイル端末と連携してインターネットに接続するコネクテッドカーの市場見通しを発表した。

 2035年には2016年比で約5.2倍に上る9990万台が同機能を搭載した車両になり、新車の9割以上がコネクテッドカーになるという。特に通信機器を車両に組み込む「エンベデッド型」の割合が約5倍に増える。同社によれば、コネクテッドカーが搭載するシステムは大きく2種類ある。通信機器を車両に組み込んだエンベデッド型と、スマートフォンなどを介してインターネットに接続する「テザリング/モバイル連携型」である。車両に組み込むエンベデッド型は搭載する機器や通信に大きなコストがかかり、これまで高級車への搭載にとどまってきた。しかし、将来的に搭載車両が増えれば機器や通信のコストが下がり、2035年に普及車までエンベデッド型の車両が拡大する見通し。

【技術】災害時にロボットで建設機械を操縦

 フジタは建設機械を無人化できる遠隔操縦ロボットの改良型「ロボQ II 」を開発し、災害対策の現場への適用を開始した。災害現場などで必要となる無人化施工専用の建設機械は台数が少なく大型のため、緊急時の機動性や調達に課題があった。同社は、1999年に一般の建設機械の操縦席に取り付けて無人化できる簡易遠隔操縦装置「ロボQ」を国土交通省と共同開発した。しかし、頻発する自然災害へのより迅速な対応や耐久性・汎用性の向上が求められていた。

 今回開発したロボQ IIは、各ユニットと操作レバー把持部の着脱のワンタッチ化に加え、故障モニタリングおよびフェールセーフ機能を拡充することで、ロボQよりメンテナンス性・安全性を高めた。この他、組立時間を短縮して緊急時の機動性を向上している。今後は、災害対応時のさらなる施工能率向上を目指し、研究開発を継続的に進めていく。