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【新製品】DMG森精機、SLM方式の金属3Dプリンターを発売

 DMG森精機は、SLM(Selective Laser Melting)方式の3Dプリンター「LASERTEC 30 SLM」を2017年6月20日に発売した。2017年2月に子会社化したドイツREALIZER社との共同開発品。省スペース化を図るとともに、材料の取り扱いやすさにも配慮した。SLMは粉末材料を敷き詰めてレーザーを照射し、溶融させて造形する方式。

 LASERTEC 30 SLMの最大造形サイズは300×300×300mm、積層厚さは20μ~100μm。粉末材料の供給・回収機構をカートリッジ内に収めた「材料粉末調整システム」を搭載する。これで材料の再利用率を95〜98%に高められ、材料の交換も容易になる。

 インペラや歯冠など、形状が入り組んでいて切削が難しい小物部品にも適用しやすい。稼働軸が少ないシンプルな構造で設置面積を抑えた。外形寸法は幅2303×奥行き865×高さ1903mm。操作盤はタッチパネル式で、3Dシミュレーションや積層プログラムを簡単な操作で実行できる。

 DMG森精機は、粉末材料と併せて加工・実験・製造データなど材料に関するデータベースや、材料の利用に関するガイドラインも提供する。本体価格は6950万円(税別)から。

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【動向】レベル4の自動運転を見込んでタクシー配車アプリ開発

 タクシー大手の日の丸交通(本社東京)と自動運転技術などを手掛けるZMP(本社東京)は2017年6月15日、タクシー配車アプリの開発で協業すると発表した。自動走行タクシーの実現が見込まれる2020年東京五輪で、適切な配車を可能にする狙い。日の丸交通はサービス向上とコスト削減が可能になると見込む。

 同アプリは、自動走行タクシーとドライバー運転のタクシーの両方に対応。自動走行に適した限定ルートには自動走行タクシーを、利用者のサポートが必要なルートにはドライバー運転のタクシーを配車する。まずはドライバー運転のタクシーを対象に開発を進め、早期の稼働開始を目指すとともに、他のタクシー会社にも広く同アプリへの参加を呼び掛ける。

 自動運転技術には、あらゆる領域での自動走行が可能なレベル5と、限定された領域(地域、環境)での自動走行が可能なレベル4などの区分けがある。レベル5は早期実現のめどがたっておらず、東京五輪時点の実用化はレベル4までと見込まれる。レベル4の自動運転タクシーサービスは、限定領域での提供となるため、ドライバー運転車との連携が必要になる。

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