「ダウンサイジングするならこうでしょう」──。マツダの“ミスターエンジン”こと常務執行役員の人見光夫氏が気を吐くのが、2015年春に北米で発売する新型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「CX-9」に搭載するエンジンを説明したときのことだ。従来の排気量3.7LのV型6気筒ガソリンエンジンから、同2.5Lの過給エンジンに「ダウンサイジング」する。マツダはかねてダウンサイジングに否定的に見えたが、“宗旨替え”したわけではないというのだ。
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