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 今回の分解レポートでは、ドイツAudi社の大型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)である「Q7」のボディー骨格に与えられた技術を採り上げる(図1、2)。車体の軽量化を狙った新型Q7は、ボディーの構成材料をマルチマテリアル化したのが特徴。ホットプレス鋼板に加えて、アルミニウム(Al)合金をボディー骨格やパネル類にきめ細かく使っている。ドイツVolkswagenグループのモジュール戦略を受けて、Audi社は新型Q7に最新仕様のプラットフォームを与えており、広範囲にわたる改良を施している。

図1 分解調査したAudi社「Q7」のボディー骨格
図1 分解調査したAudi社「Q7」のボディー骨格
ホワイトボディーの質量は先代の433kgから362kgに軽くなった。分解調査したのは欧州仕様の「3.0TDI Quattro」の8速AT仕様。
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図2 新型Q7の外観
図2 新型Q7の外観
欧州で2015年に発売した2代目Q7は全長5052×全幅1968×全高1740mm、ホイールベースは2994mm。車両質量は分解調査車両で1995kg。
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