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 今回の分解レポートでは、ボディー骨格のマルチマテリアル化の潮流を捉えた前回のドイツBMW社「7シリーズ」のCFRP(炭素繊維強化樹脂)に続き、アルミニウム(Al)合金をボディー周りに積極的に採り入れた同Daimler社の「メルセデス・ベンツCクラス」(W205型)のボディー設計技術を紹介する。

 取材先として訪れたのは神戸製鋼所の神戸総合技術研究所である。同社が分解作業を実施したCクラスのホワイトボディーの調査研究結果を基に、Al合金、高張力鋼板、ホットプレス鋼板の採用部位、Al合金と鋼板の接合技術の詳細についてレポートする(図1)。

図1 「C180」のボディーのカットモデル
図1 「C180」のボディーのカットモデル
神戸製鋼所の神戸総合技術研究所が分解調査したホワイトボディー。ボディー全体を縦方向に2分割して切断し、材料ごとに色分けした。白が軟鋼、ピンクが超高張力鋼板、赤がホットプレス鋼板、緑がAl合金。
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