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――ディープラーニングで作ったいろいろなAIが出てくる中で、それを人間の拡張につなげるためのハンドルやアクセルですね。

清水 AIを作るところと使うところ、両方やらないとダメなんです。車のメタファーで言ったら、走らせるのが使うところだとすると、道具として作るところも大事です。車はハンドルだけあっても作れるわけではない。

 ただ、作るといってもエンジンではなくて、例えば道がなくては駄目だとか、目的地がなければ駄目だとか、地図も必要だし、車でどこに旅行したら楽しいかというミシュランガイドみたいなものも必要だし。我々が作るのはそちら側です。

 使うときには、ハンドルとブレーキみたいなものが、全部そろわなくてはダメだけど。AIのハンドル、ブレーキといったときに、もしかしたらハードウエアのフォームファクターはすごく大きいかもしれない。

――以前の取材では、2020年までにそういうものができて、東京オリンピックで来日した人たちが、「日本はすごい」と思うようにしたいと言っていましたが、それぐらいにはハンドルとブレーキはできていそうですか。

清水 できていたらいいですよね。さすがにそれぐらいをめどに何もできていなかったら、会社はなくなっていると思いますよ。

(写真:加藤 康)
(写真:加藤 康)