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コンピューターとロボットを駆使して、一気通貫する新たなものづくりの仕組みの確立に挑む。「同じモノのない世界」を作るのが目標だ。コンピュテーショナルデザインによる設計から、金属加工できる自律制御型ロボットによる製造まで手掛ける。設計から生産のすべてに関わる「デジタルエンジニア」だ。

写真:尾関裕士
写真:尾関裕士

 職業は「デジタルエンジニア」です。コンピューターを使った設計や製造・施工を、一気通貫で手掛ける。コンピューターとロボットという道具を使い、ネットワークを駆使して新しいものづくりの実現を目指しています。

 例えば、シミュレーションや数値解析などを駆使して、発注者の条件に最適な設計を実現する手法「コンピュテーショナルデザイン」の活用を支援しています。2017年12月に竣工した岩手県釜石市の「釜石市民ホールTETTO」では、この手法を使ってホールの音響を最適化しました(「特集」参照)*1。舞台上から発する音がホール内の全ての席に均一に届くような天井や壁の形状を、計算で導き出しました。

*1 建築設計はaat+ヨコミゾマコト建築設計事務所、音響設計は永田音響設計。