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 自社の製品開発プロセスにおける試作品だけではなく、顧客の手元に届く最終製品の製造手段としての活用も広がる3Dプリンター(AM、Additive Manufacturing)。従来の他の工法に比べて形状の自由度が高く、一体化による接合や組み立ての省略も可能なため、軽量化や低コスト化などを実現できる。

 これらに加えて、3Dプリンターは形状変更に伴う追加コストが小さいため多品種少量生産に向き、短期間で製造を開始できるという魅力がある。このような特徴を大きく生かせる分野の1つが、サービスパーツや保守部品などアフターマーケット市場に向けた部品の製造だ。

 リコーは、この分野での3Dプリンターの活用を始めた*1。2017年入ってから、デジタルカメラや複合機のサービスパーツ製造で3Dプリンターを活用し、低コスト化や供給リードタイム短縮を実現している。

*1 リコーは3Dプリンターによる造形サービスを手掛けており、サービスパーツなどの製造はその実践事例として推進したという面がある。