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 ブリヂストンが国内工場の競争力強化に向け、同社のフラッグシップ工場である彦根工場(滋賀県彦根市)の品質向上と生産効率改善を加速させている(図1)。2016年に始まった競争力強化の取り組みは、2020年の完了に向けて総額150億円を投資する計画。その中核となるのが、新しいタイヤ成型システム「EXAMATION」だ(図2)。成型工程の生産性が従来の2倍になり、外形の真円度も15%向上するという1)。初号機が2016年5月から稼働を開始しており、現在同工場では2、3号機の導入を進めている。

図1 ブリヂストン彦根工場
図1 ブリヂストン彦根工場
同社としては世界最大の乗用車用タイヤ生産工場。1日当たり5万3000本の乗用車用タイヤを生産する。
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図2 自動タイヤ成型システム「EXAMATION」
図2 自動タイヤ成型システム「EXAMATION」
タイヤ製造の中核工程である「成型工程」を自動でこなす。多数のセンシングデータに基づいて制御を最適化することでタイヤの真円度を向上。加えて、部材を巻き付ける工程を複数のドラムで同時に処理することで生産性を大幅に高めた。(a)(b)は、それぞれ同システムを斜め上方と、側面から見たもの。
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