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標準化された自動化システム

 自動化やIoT化に向けた生産システムの開発も進めている。その1つが、ロボットを使った自動化システムである(図2)。具体的には、ワークの運搬や取り付け/取り外しといった用途を想定している。最大の特徴は、標準化されたユニットの組み合わせによって多様なニーズに対応する「モジュール設計」を採用したことだ。

図2 ロボットを使った自動化システム
図2 ロボットを使った自動化システム
個別設計ではなく、モジュール設計に基づいた標準ユニットを組み合わせていく。ロボットについても各社の製品に対応する。
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 自動化生産ラインに求められる仕様やワークの種類はユーザーごとにばらばらなので、個別に設計していては多大な時間やコストがかかってしまう。モジュール設計に基づいた標準ユニットを活用すると、短期間かつ低コストでの自動化生産ラインの構築が可能になり、レイアウト変更や増設などにも柔軟に実現できるという。

 ロボットを使った自動化システムの正式な発売は2017年秋の予定だが、既に一部のユーザーには試験的に提供を始めている。「従来は6カ月ほどかかっていた自動化生産ライン(一緒に設置する工作機械を含む)の構築を、新開発の自動化システムを用いることで4.5カ月に短縮できた」(DMG森精機)などの成果が出ているという。