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 2017年11月に神奈川県で開催された異業種交流研修において、「モチベーションを高めるリーダーシップ」についての講義を行った。この講義では、これまでの本連載(2017年7月号まで)をまとめた書籍『3Mで学んだニューロマネジメント』を教材として使い、参加者は事前に同書を熟読し、質問を提出していた。

 その中に書かれた1つの指摘に筆者はハッとさせられた。「脳科学というサイエンスを活用してモチベーションを高めるという方法は、『真摯さ』ではなく、小手先の『テクニック』で人を動かすことになり、相手に抵抗感を持たれるのではないか。その結果、脳科学を活用するアプローチ自体が、相手に全否定されてしまうのではないか」というものである。