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 輝創(本社名古屋市)が開発中の異種材料接合技術の特徴は、レーザーとプラズマの両方を利用して金属と樹脂を直接接合することである。プラズマによって処理した樹脂と金属を重ね、樹脂側からレーザーを照射することで樹脂を透過したレーザーが金属を発熱させる。すると、溶融した樹脂が金属表面の微細な凹凸に入り込むと同時に、金属表面との間に化学結合を生じる、というのがこの技術の概要だ。

 本コラムの前回(2015年9月号)では、この技術を概観するとともに工程全体を説明し、さらに接合メカニズムのうちアンカー結合について解説した。今回は、本技術のもう1つの接合メカニズムである化学結合に関して説明する*1

*1 2014年9月29日に日経ものづくりが開催したセミナー「異種材料接合・最前線」の前田氏の講演を再編集した。講演の詳細は書籍「異種材料接合」(日経BP社、2014年12月発行)に収録している。