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 近年、3Dプリンターによって最終製品を製造しようという取り組みが欧米を中心に世界で広がっている。大量生産ではなく、いわゆる「マスカスタマイゼーション」の事例だ。3Dプリンティング/Additive Manufacturing(付加製造)が、個別のユーザーニーズへの対応、つまりカスタマイズを比較的容易(安価かつ短期間)で実現できるということが認知されてきたことが要因の1つである。加えて、安定的な品質で3Dプリントできるノウハウが蓄積されてきたことも見逃せない。

 筆者が所属するマテリアライズジャパン(本社横浜市)はベルギーMaterialise社の子会社で、3Dプリンティングに関するさまざまなソフトウエアを提供する他、「i.materialise」という造形サービスも行っている。これらの取り組みの中で3Dプリンティングを製品製造に適用するさまざまなノウハウを蓄積してきた。今回は、マスカスタマイゼーションの用途として有望なウエアラブル関係の製品を中心に、Materialise社がメーカーとコラボレーションした最新事例を紹介する。