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CYBERDYNE代表取締役社長の山海嘉之氏
CYBERDYNE代表取締役社長の山海嘉之氏
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 CYBERDYNEとExaScalerは2015年8月25日、業務提携を前提に資本提携した(プレスリリース)。CYBERDYNEが建設を進める「サイバニクス国際イノベーション創出拠点」(神奈川県川崎市)に、ExaScaler製のスーパーコンピューターとこれを使ったデータセンターを設置。両社で共同運用する。CYBERDYNEの「ロボットスーツHAL」などで蓄積するビッグデータの処理を担うほか、各種のIoT(internet of things)デバイスで集積したビッグデータを扱う他社に対しても利用可能にするという。

 ExaScalerは、CYBERDYNEが2015年8月25日に資本提携を発表したPEZY Computingと同様、PEZYグループのベンチャー企業(プレスリリース)。液浸冷却方式の次世代スーパーコンピューターおよびデータセンターの開発を手掛けており、2015年7月末に米国で発表されたスパコン省エネランキング「Green500」で1〜3位を独占した(関連記事)。

 両社は世界トップクラスをうたうビッグデータ処理センターを共同運営することで、ロボット技術・サイバニクス技術・モバイル技術による事業推進拠点を形成する狙い。高性能かつ省エネ性能に優れたExaScaler製スーパーコンピューターを利用することで、ビッグデータ処理だけではなく、サイバニクス技術の研究開発や次世代ロボットの開発を加速できるという。ExaScalerにとっては、これまで基礎研究分野での利用や評価が中心だった同社製スーパーコンピューターの、民間における利用を促進する効果を期待できるとしている。

 提携の内容は以下の3点である。(1)CYBERDYNEがExaScalerに出資しExaScalerの安定的な研究開発の推進を支援する、(2)業務提携の検討に関する覚書を締結し、CYBERDYNEが設置を進める「サイバニクス国際イノベーション創出拠点」にExaScalerが液浸冷却方式のスーパーコンピューターとデータセンターを提供し、共同運用する。(3)CYBERDYNEが開発または運用するデータセンターに対して、必要に応じてExaScalerが液浸冷却技術に関する協力や製品提供を行う。