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初飛行に向けた試験が進むMRJの機体
初飛行に向けた試験が進むMRJの機体
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 2015年8月31日、三菱重工業とグループ会社の三菱航空機(本社愛知県・豊山町)は、70~90席クラスの小型ジェット旅客機「MRJ(Mitsubishi Regional Jet)を同年10月後半に初飛行させると発表した。

 同年9月末をメドに初飛行を実施する週を公表し、初飛行を実施する1日前に、翌日に実施すると公表する予定だ。愛知県営名古屋空港(愛知県豊山町)および周辺空域を約1時間飛行させる。

 三菱航空機は当初、MRJを2011年に初飛行させて、2013年に納入を開始する計画だった。しかし設計変更の影響やプロジェクトの進捗管理に課題があったことなどから開発が大幅に遅延。初飛行スケジュールは延期を繰り返した。

 2015年4月にも同年5月下旬に予定されていた初飛行を同年秋に延期すると発表。その後、計画通りに初飛行が実現できるかどうかに関心が集まっていたが、今回、より踏み込んだ具体的な時期の公表に至った。

 2015年6月からはMRJの初飛行に向けた、初号機の地上での走行試験を開始しており、走行スピードを徐々に上げるテストなどに取り組んでいる。初飛行後は、さまざまな飛行試験を実施してデータを収集。日本や米国の航空当局から「型式証明」を取得するための準備を急ぐ。

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