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 スマートフォン部材業界で「iPhone 6s」を機に著名になった企業といえば、台湾General Interface Solution社(GIS、業成)だろう。iPhoneシリーズに初めてタッチセンサー(感圧センサー)を供給したからだ。台湾TPK社(宸鴻)もiPhone 6sのタッチセンサー(感圧センサー)を供給している。

iPadで爆発的成長

 GIS社は台湾Foxconn社(鴻海)が2011年に設立した。米Apple社は2012年第2四半期にGIS製品を認証。それによって売上高は同年、351億台湾ドルに跳ね上がった。2011年は471万台湾ドルだった。2013年には「iPad」に向けた主力サプライヤーになった。

 2014年の売上高は760億台湾ドル、営業利益は18億台湾ドル。2015年6月には台湾証券取引所でIPOを果たした。株式公開目論見書によると、タッチパネル業界における世界シェアは8.55%。専業メーカーとしてTPK社に続く。用途別売上比率はタブレット端末が78%、携帯電話機が19%である。

電子白板に期待

 GIS社は非液晶組み込みの静電容量型タッチパネルのほとんどの方式(GG、OGS、G1F、GFF)を手掛けて、優良顧客を増やそうとしている。しかし2014年の売上高は、実に88%がApple社からもたらされた。2015年はiPhone 6sに向けた出荷が進むので、Apple依存度はさらに高くなるかもしれない。

 こうした中でFoxconn社およびGIS社は、電子白板をもう1つの事業の柱とするつもりだ(日経エレクトロニクスの記事)。電子白板の多くは赤外線型タッチパネルを使っているが、スマートフォンと同じ静電容量型に置き換えれば、ユーザー体験が大きく向上すると考える。2014年にGIS社は、84型と巨大な電子白板を試作し顧客候補に見せた。それはメタルメッシュを用いた静電容量型を備え、ディスプレー解像度は4Kである。