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 米Synopsys社の発表によると(日本語ニュースリリース)、富士ゼロックスがSynopsysのプロセッサー(CPUコア)開発ツール「ASIP Designer」を活用して、フルカラー複合機向けの特定用途向けプロセッサー(ASIP)を開発した。

 ASIP Designerを使ったことで、必要な性能を持ちながらチップ面積を50%以上削減した。また、機能が固定化されたハードウエアアクセラレーターと異なり、ASIPはソフトウエアプログラムの修正によって機能変更が可能なため、富士ゼロックスはプリンターや複合機が求める多様なプロセッシング機能に対応した柔軟な設計が可能になった。同社の開発チームはASIPのコンセプト開発からハードウエア実装までを14カ月以内に完了することができた。

 ニュースリリースには、富士ゼロックスの土屋徳明氏(コントローラ開発本部マネージャ)のコメントが紹介されている。「ASIP Designerを使うとアーキテクチャーを短期間に検討できる。例えば、当社が開発したアルゴリズムを実行するアーキテクチャーのプロファイリングを迅速に実行できた。我々が実現したいアプリケーションに特化した命令セットや機能ユニットと合わせてASIPを開発することにより、ゲート数を大幅に削減しつつ、毎分70ページの高速な印刷を実現するのに必要なシステム性能を達成できた」(同氏)。

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