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図1 ジェイテクトが東京モーターショー2015に出展予定のドライビングシミュレーター「SODA」
図1 ジェイテクトが東京モーターショー2015に出展予定のドライビングシミュレーター「SODA」
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図2 デモ走行の様子
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図3 テストコース「ジェイテクト伊賀試験場」を擬似的にデモ走行できるVR(仮想現実)ゴーグル「JGOGGLE」。同装置は米Oculus VR社の仮想現実ソフト「Oculus」を使用している。
図3 テストコース「ジェイテクト伊賀試験場」を擬似的にデモ走行できるVR(仮想現実)ゴーグル「JGOGGLE」。同装置は米Oculus VR社の仮想現実ソフト「Oculus」を使用している。
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 ジェイテクトは2015年10月15日、完全自動運転に向けて開発している自動操舵システムの技術をドライビングシミュレーターで体験できるデモを実施した(図1、2)。電動パワーステアリング(EPS)など操舵に関わる部品を車載センサーと連動させ、滑らかな走行を目指すというもの。同技術は「東京モーターショー2015」(東京ビッグサイト、2015年10月29日~11月8日)に出展するドライビングシミュレーター「SODA」で擬似体験できる。

 完全自動運転が実現した後も快適な乗車体験を実現できるように、滑らかな車両制御を実現する必要がある。路面の凹凸を車載カメラで事前に把握し、サスペンションやパワーステアリングを自動で制御する技術は既に一部の車種で実現している。今回の出展では、障害物や横風といった突発的な外乱要因にも迅速で、かつスムーズに対応できる将来技術を体験できる。デモ走行では、道端から動物が飛び出してくる事例や道路状況に合わせてステアリングを滑らかに制御する様子を再現した。

 ジェイテクト技術本部技術管理部技術統括室第1グループ主任の三浦祐介氏は、「車載センサーで検知した異常を、ステアリングやサスペンションなど足回り部品の自動制御で緩和する技術を研究している」とした。具体的には車載カメラの映像に加えて、タイヤから伝わる振動や車両のふらつきを検知して、その情報をECU(電子制御ユニット)に集約した後、EPSやサスペンションの制御に反映する。

 同社は東京モーターショー2015で、同社のテストコース「ジェイテクト伊賀試験場」を擬似的にデモ走行できるVR(仮想現実)ゴーグルも出展する予定だ(図3)。同試験場は一般向けには非公開で、内部を伺える初の機会という。