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 男性医学の専門クリニックであるメンズヘルスクリニック東京は2015年10月20日(頭髪の日)、遺伝子検査でAGA(男性型脱毛症:AndroGenic Alopecia)のリスクを判定する「AGAリスク遺伝子検査」を10月21日に開始することを発表した。同検査はメンズヘルスクリニック東京、聖マリアンナ医科大学、アンファーが共同で開発したもの。AGAの原因に深く関わる還元酵素「5αリダクターゼI型」「5αリダクターゼII型」や「アンドロゲン受容体」の遺伝子発現量を毛包から測定してAGAのリスクを判断。適切な治療薬を推奨する。

メンスヘルスクリニック東京院長の小林一広氏(左)と聖マリアンナ医科大学の井上肇氏(右)
メンスヘルスクリニック東京院長の小林一広氏(左)と聖マリアンナ医科大学の井上肇氏(右)

 同日はメンスヘルスクリニック東京の院長である小林一広氏、聖マリアンナ医科大学 形成外科学教室 肝細胞再生医学講座特任教授の井上肇氏、同講座特任講師の佐藤有里氏によるメディア向けセミナーが開催された。そこでAGAのメカニズムとして、男性ホルモン「テストステロン」が5αリダクターゼI型およびII型によって活性化されて「ジヒドロテストステロン(DHT)」となること、このDHTが毛乳頭細胞のアンドロゲン受容体と結合して毛包萎縮の原因となる「トランスフォーミング増殖因子(TGF-β1)」を生成することが説明された。

 AGAの治療薬には「ミノキシジル」「フィナステリド」「デュタステリド」がある。このうちミノキシジルは高血圧症の内服薬として開発され、米FDA(食品医薬局)が1979年に承認したという長い歴史を持つ。1984年に頭髪用外用薬として追加承認を受け、ファイザーの「ロゲイン」、大正製薬の「リアップ」といった養毛剤で使われている。当初は血管を拡張して発毛を促進すると見られていたが、現在では毛母細胞の分裂を助けることで発毛を直接促進していると考えられている。