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 ルネサス エレクトロニクスの車載情報系SoC「R-Car」のパートナー企業を束ねる「R-Carコンソーシアム」。R-Carの守備範囲が広がるにつれて、パートナー企業の数が増えている。同社の鈴木正宏氏(第一ソリューション事業本部 車載情報システム事業部 事業部長)によれば、R-Carコンソーシアムに参加するパートナ数は昨年の140社から28社も増えて、現在は168社だという。「今年度中に200社を見込む」(同氏)。

左が鈴木正宏氏、右が吉田正康氏 日経エレクトロニスが撮影。
左が鈴木正宏氏、右が吉田正康氏 日経エレクトロニスが撮影。
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 パートナー企業数が順調に伸びている背景として、R-Carの守備範囲が広がっていることを同社の吉田正康氏(第一ソリューション事業本部 車載情報システム事業部 車載情報戦略部 部長)は挙げる。当初カーナビ用SoCとして登場した「R-Car」だが、車載情報システムの中核を担うように進化し、「クルマの頭脳になる」(同氏)。実際、ADAS(先進運転支援システム)や自動運転に必要な機能を担うようになってきた。

 上述したように、R-Carにはベース製品として、カーナビやコクピット(運転席まわり)に向けた「R-Car H/M/E」がある(例えば、日経テクノロジーオンライン関連記事1)。昨年(2014年)からは周辺向けの製品を、次々市場投入している。具体的には、2014年8月にクルマ周辺の画像認識に向けた「R-Car V2H」(同関連記事2)、2015年9月に車載カメラネットワーク向けの「R-Car T2」(同関連記事3)、同月に車車間・路車間通信用の「R-Car W2R」(同関連記事4)をそれぞれ発表した。