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CTOのReal氏
米Analog Devices社のReal氏
CTOを務めるPeter Real氏
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 アナログ半導体など手掛ける米Analog Devices社が、ソリューション事業を強化している。すべてのモノをインターネットにつなぐ「IoT(Internet of Things)」のコンセプトが登場する中、従来よりも顧客の幅が広がり、製品単体だけでなくソリューション提供が求められるようになってきたという。

 同社CTOでSenior Vice PresidentのPeter Real氏が、日経エレクトロニクスのインタビューにおいて述べたもの。Real氏によれば、IoTが広がることで、「センサーなどが取得したアナログ情報をクラウドで処理するための、アナログ半導体への期待が高まっている」(Real氏)という。同社は高精度のA-D変換器などを強みとしており、IoTの市場拡大を製品投入の好機と捉え、今後積極的に顧客開拓を進める方針だ。

 このほか注力する分野としては、自動車領域を挙げた。自動運転車を含め、今後自動車には多数のセンサーやアナログ半導体が活用される見込み。電気自動車やハイブリッド車などでは、こうした車載部品の省エネルギーなどが求められるが、その際に強みを発揮できるという。「自動運転車だけでなく、ドライバーを認知するセンサーや、バッテリーの管理など、我々の製品の活用範囲は幅広い」(Real氏)。