ソネットは、在宅ケア連携支援システム「bmic-ZR(ビーミック ゼットアール)」に新機能を追加した「bmic-ZR Ver2.2」の提供を2015年10月30日に開始した(プレスリリース)。
bmic-ZRは、地域包括ケアシステムにおける在宅ケアの業務効率化や質の向上を目指したSaaS型ソリューションサービス(関連記事1、同2)。在宅ケアに関わる医療従事者や介護従事者などの多職種(ケアチーム)連携を支援する。2015年4月に本格的に提供を開始した。
今回の新バージョンでは、施設職員がbmic-ZR上で行った連絡や処置などを確認できる「活動サマリ機能」を追加。自分以外の施設職員の活動を確認できる「活動サマリマネジメント機能」も備え、多職種連携に関する実績情報を簡単に把握できる。特定の他施設に月に何回連絡したか、書類のやり取りは何回あったかなどの情報だ。これにより、訪問看護ステーションなどにおいて、事務作業の効率化や軽減を見込めるとしている。
処置・連絡・施設連絡に対して「優先度」を3段階で評価し、申し送りに反映できる機能も実装。申し送り画面の表示内容も改善し、測定値の記載や条件指定による並び替えなどに対応させた。