米国の再生可能エネルギー発電事業者であるSunEdison社は11月2日、米国の総合情報サービス企業のブルームバーグに、メガソーラー(大規模太陽光発電所)で発電した電力を供給すると発表した。

 ブルームバーグと電力購入契約を締結した。この契約に基づいて、米ニューヨーク州ロックランド郡にあるブルームバーグのデータセンター向けに、SunEdison社は出力2.9MWのメガソーラーから電力を供給する。

 発電システムを自社の拠点に導入することなく、電力購入者が太陽光発電による電力を消費したとみなす「リモートネットメータリング(remote net metering)」制度を活用する。太陽光発電所は、電力購入者の拠点と同じ地域内に設置し、発電した再生可能エネルギーによる電力は、既存の電力網を通じて送電される。

 SunEdison社が設置するメガソーラーの年間発電量は、一般家庭4400世帯の消費電力に相当する量となる見込み。ロックランド郡にあるブルームバーグのデータセンターの年間消費電力の5%以上に相当する。

 出力2.9 MWのメガソーラーは、2016年第4四半期に完成する予定。O&M(運用・保守)は、SunEdison社グループが担当する。

 今回のプロジェクトによって、ブルームバーグは、既存の電力調達を続けた場合に比べて、合計200万米ドル以上の電力使用料を削減できるとしている。

 ブルームバーグとSunEdison社は、米ロッキーマウンテン研究所(Rocky Mountain Institute)が立ち上げた、再生可能エネルギービジネスセンター(Business Renewables Center)の設立メンバーである。同ビジネスセンターは、2025年までに、米国における太陽光・風力発電の導入量を2倍に拡大するための共同プラットフォームの役割を担うとしている。