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左からCUIのJeff Schnabel氏(VP of Marketing)、Matt McKenzie氏(社長)、シーユーアイ・ジャパンの山本 克実氏(代表取締役) 日経エレクトロニクスが撮影。
左からCUIのJeff Schnabel氏(VP of Marketing)、Matt McKenzie氏(社長)、シーユーアイ・ジャパンの山本 克実氏(代表取締役) 日経エレクトロニクスが撮影。
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 米国オレゴン州Tualatinに本社を置く電源/電子部品メーカーのCUI社。社長のMatt McKenzie氏に話を聞いた。電子機器に必須とはいえ、電源には安定や信頼性が求められるせいか、電源業界は保守的だという。そのような電源業界の中で「先進的な取り組みを行うことで、毎年、売上高を伸ばしてきた」(同氏)。

 先進的な取り組みとして、まず、同氏が挙げたのが、米国エネルギー省(DoE:Department of Energy)が電子機器向け外部電源装置(ACアダプターや電圧変換器)に課す新エネルギー効率基準への対応である。DoEは「レベルVI」と呼ぶ新たな基準を、2016年2月10日から施行する(日経テクノロジーオンライン関連記事1)。この日以降に米国内で製造されるか、この日以降に米国に輸入されるかして、米国に出荷される外部電源装置はすべてレベルVIに適合しなければならない。

レベルVI準拠の製品例 CUIのスライド。
レベルVI準拠の製品例 CUIのスライド。
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 外部電源装置メーカーは多数あるが、同氏によれば、CUIはレベルVI準拠で先頭を走っているという。すでに、5W~150Wの外部電源装置で、レベルVI準拠品をそろえた。直近ではプラグ一体型のSWI6(6W品)、SWI12(12W品)、SWI18(18W品)およびSWI24(24W品)を発表した(日本語ニュースリリース1)。入力電圧範囲は90~264Vで、いわゆる全世界対応のACアダプターである。

 McKenzie氏によれば、現在、欧州では1つ手前のレベルVの基準で運用されているが、早晩、レベルVIに移行するという。「仕向地によって外部電源装置を変更するのは面倒だろう。どの仕向地でも通用させるには、最も厳しいレベルVIに準拠することになる。レベルVI準拠の外部電源装置は、早いピッチで普及するとみている」(同氏)。日本の機器メーカーも早急な対応が必要だろうとした。