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大企業製造・輸入事業者部門の経済産業大臣賞を受賞したバンダイの代表取締役社長の川口勝氏(右)
大企業製造・輸入事業者部門の経済産業大臣賞を受賞したバンダイの代表取締役社長の川口勝氏(右)
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一堂に会した受賞企業の代表者ら
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 経済産業省が実施する「製品安全対策優良企業表彰」の受賞式が、2015年11月12日に「第10回 製品安全総合点検セミナー」として都内で開催され、経済産業大臣賞を受賞した4社が講演した(経産省のプレスリリース)。第9回となる2015年度は、16の企業・組織が同賞表彰企業として選出された。大企業製造・輸入事業者部門では、バンダイが最上位の経済産業大臣賞を、パラマウントベッドと日立アプライアンスがそれに次ぐ商務流通保安審議官賞を受賞した。

 バンダイは、新技術を導入した製品や新規工場での生産品を中心に、量産開始直後に抜き取り検査を行う「リファレンスQCI」を導入して製造による不具合の発生を防いだり、お客様相談センターだけでなくSNSなどの情報も含めた幅広いテキストマイニングで懸念点にいち早く対応して消費者にフィードバックしたりといった、多角的な取り組みが評価された。受賞企業のプレゼンテーションとして講演した同社プロダクトマネジメント部サブリーダーの伴若奈氏は、受賞対象となった取り組みに加え、同社のWeb通販サイト「プレミアムバンダイ」を通じて顧客と直接情報をやり取りできることが製品安全情報を伝える上で効果的だった経験から、今後は小売りなども巻き込んで消費者と直接情報交換できるようなスキームを検討したいとの展望を語った。

 中小企業製造・輸入事業者部門では、鍬(くわ)などを製造する相田合同工場(本社新潟県三条市)が経済産業大臣賞を、有害鳥獣駆除用の檻やわなを開発する栄工業(本社新潟県燕市)とスキーポールなどを製造するシナノ(本社長野県佐久市)が商務流通保安審議官賞を受賞した。相田合同工場は、家庭菜園などの広がりで農家以外のユーザーが増えたことから「鍬の安全」をテーマに、作業用途ごとや作業量ごとに最適化して安全性を高めた鍬を開発するといったユニークな取り組みを展開。さらに、ユーザー向けに安全な使い方をレクチャーするワークショップを開催したり、従業員に「PL検定」の取得を推奨したりと製品安全に積極的な点が評価された。