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 「ゲノム医療は、我が国の医療のあり方を根本的に変える可能性がある。米国や英国などに比べて、これまでは若干後れてきたかもしれないが、ここで一気に追いつくことをお願いしたい」(厚生労働大臣の塩崎恭久氏)――。

 厚生労働省は2015年11月17日、ゲノム(遺伝子)情報の早期の臨床応用を目指して発足した「ゲノム情報を用いた医療等の実用化推進タスクフォース」の第1回会合を同省で開催した。挨拶に立った塩崎氏はタスクフォースメンバーを前に、ゲノム医療の早期実用化への期待を口にした。

第1回会合の様子。厚生労働大臣の塩崎恭久氏が挨拶に立った
第1回会合の様子。厚生労働大臣の塩崎恭久氏が挨拶に立った
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 同タスクフォースでは、ゲノム医療が従来の研究段階から「実装の時代に入ってきた」(厚生労働省 医政局長の神田裕二氏)ことを受け、ゲノム医療の臨床応用に必要な法制度や社会環境の整備に関する提言をとりまとめる。政府の「健康・医療戦略推進会議」における「ゲノム医療実現推進協議会」の下に設置。事務局は、厚生労働省が内閣官房「健康・医療戦略室」や文部科学省、経済産業省の協力のもとで担当する。