玄海キャピタルマネジメント(福岡市)は、韓国のKYOBO LIFE INSURANCE CO.,LTD.(教保生命)および三菱UFJリースと、再生可能エネルギー事業とヘルスケア施設事業への共同投資に関する覚書を9月23日に締結したと発表した。

 教保生命と三菱UFJリースが資金面を担い、玄海キャピタルマネジメントがアセットマネージャーとなる形で、共同投資のプラットフォームを構築した。

 出資する再エネ事業は、鹿児島県霧島市に建設する出力41MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)。玄海キャピタルマネジメントのほか、太陽光デベロッパーのSolariant Japanと太陽光専門アドバイザーグループのMSI Partnersが事業開発した。玄海キャピタルマネジメントは、アセットマネージャーとして事業を推進する。

 東京エネシスが設計・施工を担当する。霧島市のゴルフ場跡地(約157ha)を活用し、出力約41MWの太陽光パネルを設置する。連系出力は34MWとなる。今年5月に着工し、2017年の稼働を目指す。採用する太陽光パネルとパワーコンディショナー(PCS)の製造企業は未公表。

 年間発電電力量は、約5000万kWhを見込む。これは一般家庭の年間消費電力量約1万4000世帯分に相当する。買取価格は40円/kWh(税抜き)。発電電力は、九州電力に売電する予定だが、新電力(PPS)として、小売りに乗り出すことも検討している。

 教保生命と三菱UFJリースが、エクイティ投資と、シニア・メザニンローンを提供する。加えて、国内の大手ノンバンクとアジア系の海外銀行によるプロジェクトファイナンスを組成し、融資を受ける。

 玄海キャピタルマネジメントは、東京と福岡に拠点を置き、国内外の機関投資家に対し不動産投資アドバイザリー業務を提供する不動産投資顧問会社。また、教保生命は、1958年に設立された韓国を代表する大手生命保険会社の一社。