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 日本IBMは2015年12月17日、特定非営利活動法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター(以下SCCJ)との間で、SCCJが運営する健康管理サービス「ポケットカルテ」についての連携に合意したと発表した。

 ポケットカルテは会員となった患者本人が、自身の診療・検査情報をクラウドに蓄積できるサービス。どんな治療を受けたかなどを、時系列で確認できるのが特徴。総務省が2013年11月に公表した「クラウド時代の医療ICTの在り方に関する懇談会報告書」では「PHR(Personal Health Record、自ら管理・活用する健康・医療・介護に関する情報)」を時系列的に管理、活用することの重要性を指摘している。ポケットカルテは、このPHRを実現するためのサービスである。

 日本IBMはコンピューター自身が学習、分析する機械学習「コグニティブ・コンピューティング」の開発に力を入れている。今回の提携では、ポケットカルテに蓄積された診療・検査情報をコグニティブ・コンピューティングによって細かく分析し、会員へその結果をフィードバックすることも視野に入れている。このほか地域の健康管理の充実、分かりやすい情報提供、地域医療のデータ活用を軸にしたイノベーションの創出も推進していくという。