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トプコンが目指す眼科医療のIoTネットワーク
トプコンが目指す眼科医療のIoTネットワーク
(資料:トプコン)
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 トプコンは、眼科用電子カルテシステムなどを手掛けるドイツifa systems社の発行済み株式の50.1%を買収し、2015年12月末日付けでifa社を連結子会社化する(発表資料)。

 トプコンは、オランダ子会社であるTopcon Europe社を通じ、ドイツ在住の株主が持つ全株式を対象として、2015年11月11日~12月9日に公開買い付けを実施。発行済み株式の72.5%の応募があり、当初の予定通り50.1%を買い付ける。買付け資金は約2100万ユーロ(約28億600万円)で、銀行借入金を充てる。

 トプコンは、眼科の検査・測定、診断、治療に使うさまざまな機器を幅広く提供している。一方、ifa社は、さまざまな眼科検査装置に接続可能な電子カルテシステムを、欧米を中心に世界中で販売している。トプコンは今回の買収でifa社の眼科用ITシステムを取り込み、さまざまな検査機器からの情報を一元管理する医療用IoTネットワークを構築し、アイケア事業を発展させたい考えだ。

 その第1段階として、眼科データ統合管理システム「IMAGEnet Connect」を共同開発し、2016年2月にメキシコのグアダラハラで開催される国際眼科学会(World Ophthalmology Congress:WOC)に出品する予定。

 IMAGEnet Connectは、トプコン製に限らず、あらゆるメーカーの検査機器や医療情報システムと連携可能で、眼科のデータを統合管理できるという。世界保健機関(WHO)が作成した疾病や関連保健問題の分類「ICD-10」に対応し、異なる国や地域で使っても体系的にデータを集められるようにする。