独Infineon Technologies社は、SVID(Serial Voltage Identification)やPVID(Parallel Voltage Identification)に対応した最大30A出力の降圧型DC-DCコンバーターモジュールを発売した。SVIDとPVIDは、マイクロプロセッサーやDSP、ASIC、ASSP、FPGAなどのデジタルICの演算コア部に最適な電源電圧を供給する仕組みのことだ。「IR38163/5」と「IR38363/5」は、米Intel社が定める仕様である「VR12.5 Rev1.5」や「VR13 Rev1.0」のほか、「SVID Rev1.7」に準拠する。Intel社のマイクロプロセッサーを搭載するコンピューターサーバーなどに向ける。「IR38263/5」は、3ビットのPVIDに準拠する。FPGAなどへの電力供給に向けたもので、テレコム機器やストレージ機器などに使える。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
-
会員の方はこちら
ログイン -
登録するとマイページが使えます
今すぐ会員登録(無料)
日経クロステックからのお薦め
渾身の記事を直接お届け、2月24日に新サービス「フカメル」開始
9つの世界初を成し遂げた小惑星探査機「はやぶさ2」を深掘りする。裏側には、未踏に挑んだ10人のスペシャリストがいた。とっておきの10の物語を通して、「チームはやぶさ2」が奇跡を成し遂げた理由に迫る。