スイスu-blox社は、誤差が数cm程度と小さい高精度な測位に対応したGNSS(Global Navigation Satellite System)レシーバーモジュール「NEO-M8P」を発売した。固定(ベース)局向けの「NEO-M8P-2」と、移動局(ローバー)向けの「NEO-M8P-0」を用意した。固定局と移動局間で通信して、測位情報を補正する「GNSS RTK(Real Time Kinematics)」技術を適用することで、高精度測位を可能にした。GNSSレシーバーを単独で使用する場合は数mの誤差が発生していたという。外形寸法は、固定局/移動局向けとも12.2mm×16mm×2.4mmと小さい。同社によると、「GNSS RTK対応モジュールでは業界最小」という。無人車両やロボット・ガイダンス・システムなどに向ける。
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