米Vishay Intertechnology社は、近接した物体の検出時間を最大5msに短縮した赤外線(IR)センサーモジュール「TSSP4056」を発売した。D-A変換器を使わずに、逐次比較技術を適用することで高速な検出を可能にした。具体的には、赤外光LEDを駆動する搬送波(キャリアー)周波数を30k〜54kHzの範囲で変化させ、しきい値周波数を求めることで物体を検出する。さらに、D-A変換器が不要なため、システム全体のコストを削減できるという。ロボットや電子玩具、自動販売機、ハンドドライヤーなどの用途に向ける。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
-
会員の方はこちら
ログイン -
登録するとマイページが使えます
今すぐ会員登録(無料)
日経クロステック登録会員になると…
・新着が分かるメールマガジンが届く
・キーワード登録、連載フォローが便利
さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
【SE応援割開始】月額プランは8月末まで無料
>>詳しくは
日経クロステックからのお薦め
「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。
日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。