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電流センサーモジュール向けホール素子用アンプIC
電流センサーモジュール向けホール素子用アンプIC
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 旭化成エレクトロニクスは、電流センサーモジュールに向けたホール素子用アンプIC「AP1355AEM」を発売した(ニュースリリース)。ホール素子を駆動する電流源と、ホール素子の出力電圧を増幅するアンプを集積したICである。特徴は、ホール素子の素子ばらつきや取り付け誤差を補正する機能を搭載した点にある。同社のホール素子「HGシリーズ」の後段に接続するアンプとして使用することで、「高精度な電流センサーモジュールを容易に構成できる」(同社)という。
AC(交流)サーボモーターといった産業機器などに向ける。

 ホール素子を駆動する電流源の出力電流は5mA±5.4%(+25℃における標準値)である。アンプの利得は2つの値から選択でき、Gain Aが180倍(標準値)、Gain Bが95倍(標準値)である。オフセット電圧の調整機能を搭載した。調整範囲は±1.85V(標準値)である。さらに、同社のEEPROM内蔵D-A変換器IC「AK98xx」と組み合わせることで、補正値を記憶させておき、電源立ち上げ時に自動補正する構成も実現できる。基準電圧源も集積しており、出力電圧は+5.0V±2%(標準値)で、駆動能力は6mA。アンプ出力の駆動能力は±10mAである。

 VREF端子の電流制限機能や、出力の電流制限機能、過熱保護機能などを搭載した。静電気放電(ESD)耐圧は、人体帯電モデル(HBM)で±2kVを確保した。入力電圧範囲は±13.5〜16.5V。パッケージは16端子TSSOP。動作温度範囲は−40〜+105℃。価格は明らかにしていない。