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2A駆動が可能な2chのステッピング・モーター・ドライバーIC
2A駆動が可能な2chのステッピング・モーター・ドライバーIC

 東芝は、定格電流が2.0Aと大きい2チャネル構成のステッピング・モーター・ドライバーIC「TC78S122FNG」を開発し、サンプル出荷を開始した(ニュースリリース)。バイポーラータイプのステッピングモーターに対応する。特徴は、オン抵抗が0.6Ω(上下の和)と小さい点にある。2.0Aの駆動が可能な同社従来品「TB62212」と比較すると50%減という。この同社従来品は、2.0Aの駆動電流領域ではIC自身の発熱が原因で連続駆動ができなかった。発売したICは、オン抵抗を削減したことで発熱量が減り、連続駆動が可能になったとしている。プリンターやOA機器、監視カメラ、現金自動預け払い機(ATM)、紙幣識別機、アミューズメント機器、家電などに向ける。

 駆動チャネル数は、ステッピングモーターの場合は最大2チャネル、直流(DC)ブラシ付きモーターの場合は最大4チャネルである。最大1/4ステップの駆動方法を採用。定電流制御を採用するDecayモードへの切り替え機能を備える。このため「低騒音化と低振動化を実現できる」(同社)という。スリープ機能を搭載した。この結果、待機時にレギュレーター回路を止めることが可能になり、消費電力を削減できたとしている。過熱や過電流などの異常検出機能や、異常検出信号出力機能(ERR出力)などを備える。パッケージは、外形寸法が12.5mm×8.1mm×1.2mmの48端子HTSSOP。量産は2016年7月に始める予定だ。価格は明らかにしていない。今後、QFNなどの小型パッケージの採用も計画している。