ロームは、実装面積が1.0mm×1.0mmと小さい車載機器向けLDOレギュレーターIC「BUxxJA2MNVX-Cシリーズ」を開発し、サンプル出荷を開始した。量産は2016年8月に月産10万個規模で始める予定だ。同社によると、「1mm角のLDOレギュレーターICは業界最小」という。同社従来品は1.5mm角であり、これに比べると実装面積を55%削減できる。「電源ICの小型化は信頼性の課題から、これまでは1.5mm角のモールドパッケージが限界とされてきた。今回は、アナログ設計技術と製造プロセス技術、パッケージ技術を工夫することで、その限界を突破した」としている。車載用半導体ICの品質規格「AEC-Q100」に準拠する。ADAS(先進運転支援システム)で使われるセンサーやカメラ、レーダーなどのモジュールに向ける。
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