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歩数計機能を内蔵した加速度センサーIC
歩数計機能を内蔵した加速度センサーIC
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 ロームの米国子会社であるKionix社は、歩行検知機能や歩数計測機能を内蔵した3軸加速度センサーIC「KX126」を発売した(ニュースリリース)。MEMS技術で製造した。加速度センサー素子に加えて、歩数検知/歩数計測に向けたアルゴリズムを内蔵した。このため「歩数計(Pedometer)機能向けに個別回路を設計する必要がなくなるため、ユーザーの設計負荷を軽減できる」(同社)という。歩数計の消費電流は100nAと少ないため、搭載機器のバッテリー駆動時間を延ばせるとしている。スマートフォンやウエアラブル機器、フィットネス機器などに向ける。

 加速度の検出(フルスケール)範囲は、±2gと±4g、±8gの中から選択できる(gは重力加速度)。最大サンプリング速度は25.6kHzと高い。このため動きが滑らかなモーション検知だけでなく、振動などの高周波変化も検知できという。分解能は8ビットもしくは16ビット。雑音は100μg/√Hz。加速度入力判定のしきい値を最小で3.9mgに設定できるウエイクアップ機能や、2048バイトのFIFO/FILOバッファーを備える。このほか、傾きや自由落下、画面の向きの変化、タップ/ダブルタップなどを検出するアルゴリズムを搭載した。

 デジタルインターフェースとして、SPIとI2Cを搭載した。SPIインタフェースの最大クロック周波数は10MHz、I2Cは3.4MHzである。電源電圧範囲は+1.71〜3.6V。パッケージは、外形寸法が2mm×2mm×0.9mmの12端子LGA。動作温度範囲は−40〜+85℃。価格は明らかにしていない。