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2.41mm×1.75mmと小さい環境光/色センサー
2.41mm×1.75mmと小さい環境光/色センサー
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 オーストリアams社は、外形寸法が2.41mm×1.75mm×1.00mmと小さい8端子パッケージに封止した環境光/色センサーモジュール「TCS3430」を発売した(ニュースリリース)。CIE(国際照明委員会)で定められた色度図「CIE 1931」におけるXYZ色空間に適合する照度(輝度)と色度(三刺激値)を測定して、デジタル値で出力するセンサーである。人間の視感度により近い測定が可能という。ディスプレーの照度(輝度)管理や、自動ホワイトバランス機能、カラーマネジメント機能などに向ける。具体的なアプリケーションとしては、ノートパソコンやスマートフォン、タブレット端末などの小型民生機器を挙げている。

 XYZに対応した3つのフォトダイオードのほか、2つの赤外光用フォトダオードで構成した。A-D変換器は、XYZのそれぞれに向けた3個と、赤外光向けの1個の合計4個を集積した。照度や相間色温度(CTT:Correlated Color Temperature)の測定誤差は±10%。外部インターフェースはI2Cバス。利得や積分時間、割り込み機能については、ユーザーが設定可能だ。積分時間の設定範囲は2.64m〜2.92ms。感度は4倍、16倍、66倍、137倍の中から選択できる。A-D変換器の雑音は0.005%FS(標準値)である。フォトダイオードの上部の開口部は、無彩色のデュフューザーで覆う必要がある。十分なダイナミックレンジと感度を確保したため、暗色のカバーガラスを介した測定が可能だ。

 電源電圧範囲は+1.7〜2.0V。消費電流は、環境光センサー機能がアクティブの状態で100μA(標準値)。アイドル状態で30μA(標準値)、スリープ状態で0.7μA(標準値)である。動作温度範囲は−30〜+85℃。すでにサンプル出荷を始めている。1000個購入時の米国での参考単価は1.59米ドルである。