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 東芝デバイス&ストレージは、Bluetooth low energy Ver.5.0(BLE 5.0)規格に準拠した2.4GHz無線SoC「TC35680FSG/TC35681FSG」を開発し、2018年1月末からサンプル出荷を開始する(ニュースリリース)。長距離通信が必要なビーコンやタグ、IoT機器、産業用機器などに向ける。

今回の新製品。東芝の写真。
今回の新製品。東芝の写真。
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 新製品は、BLE 5.0規格に新たに追加された高速通信の2Mビット/秒(bps)のPHYやCoded PHY (500kbps、125kbps)の全データレートに対応している。125kbps時の受信感度は業界トップレベルという-105dBmである。送信部に高効率パワーアンプを内蔵することで送信電力は最大+8dBmを実現した。低消費電力なことも特徴で、送信動作時消費電流は11.0mA (3.0V動作、+8dBm送信出力、1Mbps時)。受信動作時消費電流は5.1mA(3.0V動作、1Mbps時)。ディープスリープ時は100nA以下(3.0V)である。

 CPUコアは「Arm Cortex-M0」。Bluetoothベースバンド処理で使うマスクROM(256Kバイト)と、Bluetoothアプリケーションプログラムおよびデータ処理用のSRAM(144Kバイト)を内蔵する。さらにTC35680FSGは128Kバイトのフラッシュメモリーを内蔵している(TC35681FSGはフラッシュメモリーを非内蔵)。インターフェースは、SPIやI2C、UARTを各2チャネルと、設定可能な18本のGPIOを備えている。GPIOは、ウェイクアップ機能やPWM、A-D変換器のインターフェース、さらなる長距離通信のための外付けパワーアンプ(オプション)の制御インターフェースなどとして使える。

 動作温度範囲は、フラッシュメモリーを内蔵するTC35680FSGが-40~+85℃。内蔵しないはTC35681FSGは、-40~+125℃と広い。パッケージはどちらも5.0mm×5.0mmの40ピンQFN。価格は発表されていない。

新製品の主な仕様。東芝の表。
新製品の主な仕様。東芝の表。
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